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2018 涼風祭の最後を飾った”ViVid"による華麗なる共演
2018 / 08 / 23 ( Thu )
秋風が吹き始めた涼風祭最終日は、ピアノ冨永愛子さんと、
マリンバ岩見玲奈さん女性ふたりのユニット“ViVid”による共演。

Vivid1.jpg

グランドピアノとそれに負けない大きさのマリンバがどんと鎮座する
舞台に、鮮やかな赤と黒の衣装で登場したおふたりは、音大時代からの
知り合いだそうだ。
オープニング、モンティ「チャルダーシュ」(チャルダーシュは
ハンガリー語で酒場という意味のチャールダに由来する)は、
ヴァイオリン演奏で馴染みの曲だが、これを鍵盤打楽器二種で
奏でるとどうなるか?
出だしの哀愁を帯びたゆっくりしたメロディーから早いテンポへ
切り換わると、なんとも小気味よいリズムが耳を打つ。おだんごに
髪を結った玲奈さんは、さながら厨房で踊りながら包丁をふるう凄腕
料理人だ。包丁ならぬマレット(ばち)をタッタカタカタカ振り下ろす
手先の速いこと速いこと!マリンバの管の下に見える足さばきも
軽やかで、楽しい気分が一気に盛り上がった。

Vivid2.jpg

MCはピアニスト愛子さん。
本日の裏テーマは“フィギュアスケートで皆に親しまれている曲”
だとか。頭の中が一瞬テレビ画面に切り替わり、今日のスケーター
たちはどんな舞を見せて(魅せて)くれるだろうとワクワクする。

2曲目はプロコフイエフのバレエ音楽「ロミオとジュリエット」より6つの
小品。この中の「モンタギュー家とキャピュレット家」は、
“のだめカンタービレ”でもおなじみだ。大編成のオーケストラ曲を
ピアノとマリンバだけで100人力、パワー全開で聴かせてくれた。

3曲目のリスト「愛の夢」は、浅田真央ちゃんがショートプログラムで
滑ったときの曲。流れるような旋律を(弦楽器なら細くヴィブラートを
かけるのだが)鍵盤をさざめくように小さく小さく連打して表現。
美しいの一言。

4曲目、5曲目はピアノソロで、ラフマニノフ「鐘」と「リラの花」。
冨永愛子さんは2008年東京音楽コンクールで優勝した時の曲が
ラフマニノフのコンチェルト1番だったと説明があった。
ずばぬけて大きな手をもち、沢山の音符を弾きこなしたラフマニノフ
の曲を得意とするというのだから凄い。
ちなみに「リラの花(=ライラック)」の花ことばは“青春のよろこび”
だそう。

Vivid3.jpg

6曲目、同じくラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」は映画や
ドラマにも使われたロマンチックな小品。舞台の袖から滑るように
マリンビストが現れ、うっとり聴いているうちに第1部が終わった。

休憩時間、序盤からの熱演でエネルギー消費したおふたりは、赤い
ドレスのまましばらくパッタリ倒れていたそうだが、第2部が始まる間際
慌てて着替えましたと爽やかなブルーの衣装で元気に再登場。

Vivid5.jpg

7曲目サンサーンス「死の舞踏」はキム・ヨナ選手が黒い衣装で
格好よく舞っていた曲。弾ける木琴の音色は激しく乱舞する
ガイコツの骨と骨とがコロコロカラカラと当たる音の様。

8曲目は没後100年になるドビュッシーの「月の光」。
9曲目「五木の子守唄による幻想曲」は玲奈さんのお母様(ピアニスト)
と音大同窓の西部哲哉氏によるマリンバとピアノのための曲で、
7月に初演、今回が2回目のお披露目だそうだ。
「守り子唄」五木のもの悲しいメロディー、柔らかな低音が心に響いた。

Vivid4.jpg

ラストは、ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」。舞台マリンバの横に
いくつもの打楽器が並べられた。楽器の王様といわれるピアノと、
“木”そのものが音階になっていて、メロディー、リズム、ハーモニーを
同時に奏でることのできる多彩なマリンバ、それに加え沢山の打楽器
で演奏されたラプソディ・・・はというと、
ピアニカ(!)が奏でるけだるいメロディーで始まり、その後はドラム、
シンバル、チャイム、どら、ラッパ、かね、トライアングル、もくぎょ、
カポカポ鳴るもの、ぐるぐる回しジーと鳴るもの、、、名前が分からない
のが次々登場。
抜き足差し足で“鳴りもの”に近づいてチャララ~と音を鳴らしたかと
思うと、次の瞬間にはマリンバの前で激しくマレットを操っている玲奈さん
の動作は猫のようにしなやかで、ライオンのように雄々しく、まさに
八面六臂の活躍ぶりであった。

Vivid7.jpg

会場をあっといわせ、万雷の喝采を得た演奏の後のアンコールは、
なんとパワーアップした「チャルダーシュ」。
ふたりが顔を見合わせ、いたずらっこのように笑みを交わしながら弾く
チャルダーシュは、まだまだイケイケな感じで、全くスーパーViVidな
若いふたりの息の合った迫力満点な演奏に脱帽であった。(清夏)

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清里の森 涼風祭 清里寄席~春風亭柳橋~の巻(8月18日)
2018 / 08 / 22 ( Wed )
夏らしい爽やかな日がようやくもどった清里、というより秋の気配漂う
八ヶ岳南麓の。昼過ぎに森の音楽堂で鉢合わせた熊五郎と八五郎・・・

昼寝はどうした、八っつぁん。

前売り買ったから、しょうがねぇ。ちょいと散歩に来たまでよ。
ところで、今日の前座はだれでぇ、知ってるかぃ、熊さんっ。

めくり見りゃ分かるだろ。春風亭べん橋って書いてあるじゃねぇか。

へんななまえだねぇ。

べん強1

べん橋ってぇくらいだもんでおつむよろしく、韮高でいちばん勉強ができて、
いわゆる首席ってぇか、一番の成績で卒業したってぇのと一緒の卒業って
こった。韮高っていやぁ、ノーベル賞の大村先生やらサッカーの中田
しでとしも出るくれぇのてぇした高校だ。

で、何でぇ、今日のお題は・・・

『狸の鯉』って噺だ。
子狸が恩返しに来て、言われるままに鯉に化けたんだが、
出産祝いに持ってかれ、危うくまな板の上で切られそうになるってぇ
はなしだ。その鯉はまな板の上でガタガタ震え、恨めしそうに料理人を
見たり、目には泪を浮かべたり。
料理人のぼやきと鯉の仕草を身振り手振りもまじえて、べん強さんが
うめぇ具合にやるわけだ。

べん強2

でもって、鯉はまな板から飛んで逃げるんだが、オチは“鯉のマキ登り”
ってわけさ。
やるじゃねえかべん強。鯉に負けねえくれぇ、登って登って出世しろよっ!

てけてんてけてんてんてんつくてんつく~~、柳橋師匠、待ってましたっ。

柳橋0

柳橋師匠といやぁ、この界隈なん度も来てるんだが、知ってるかい。
喫茶店だって蕎麦屋だって集会場だって、そこいらのどこだって、寄席に
代えちまうんだってよ。
客がひとりふたりでも、寝てたって、手をぬかねぇてのは偉いじゃねぇか。

柳橋1

師匠は大学でも教授ってことらしいが、先生ってのは何でも知ってなきゃ
務まらないらしいや。まくらと本題の境が分かんなくなっちまったが、
まずは『やかん』みてえだ。
「川中島の合戦の折、兜代わりにかぶった湯沸かしに、矢が当たって
カーン、矢が当たってカーン、だから薬缶(やかん)だ」って、うめぇ
屁理屈じゃねぇか。

次ぎのまくらは、柳橋師匠NHKドラマ出演の巻でぇ。
なんでも、六代目春風亭柳橋は吉田茂に可愛がられてたってこったが、
招かれて吉田首相の前で落語を演じる六代目を八代目柳橋師匠が
やったわけだ。NG連続で、撮るのにかかった時間はなんと4時間だが、
ドラマではたった13秒に纏めたってぇんだから凄いもんだっ!?

柳橋14


八代目柳橋師匠が好きな噺のひとつが「妾馬(めかうま)」ってさ。
八五郎の妹・おつるが大名の目にとまって側室になるんだが、殿様の
跡継ぎとなる男の子を生んだもんで、八五郎は殿様の屋敷に招かれた
わけだ。そんな慣れねぇところで、とってつけたような仰々しい八五郎の
言葉遣いは通じねぇ。殿様が普段通りに話せと仰ると、いつもの如く
傍若無人に振舞って、勧められるまま”谷桜”をぐいぐいぐいっと・・・。

柳橋13

笑いあり、涙あり、大いに笑って暑さはどこへやら。
お信玄餅やお谷桜で噺を盛り上げたてまつるお柳橋師匠は、
さすがでたてまつる。お残業時間まで働き続けてたてまつりて、
さぞお疲れたてまつったにそうろう。
おあとがよろしいようで・・・ (清志郎)
23 : 42 : 02 | 感想文 | コメント(0) | page top
清里の森 涼風祭 第4日目は大澤歩土テノール・コンサートでした
2018 / 08 / 17 ( Fri )
涼風祭も中盤。4日目の演目は、若手テノール歌手大澤歩土さんの
ソロコンサート。

開場直前の土砂降りスコールにはビックリしたが、開幕と同時にピタリと
雨が止み、薄日も射してきた。きっとどこかに虹がかかっているでしょう、
と歩土さん。彼は晴れ男にちがいない。

ご自身の紹介によると、小さい頃は清里で暮らし、自転車で“この辺り”を
走っていたのだとか。お父様は地元のイタリアンレストラン店主で
いらっしゃるが、アルファロメオの車にイタリア歌曲のCDを積み、少年は
それを聴いて育ったそうだ。そうか!だから「歩土さん」アルトならぬ
テノール歌手として立派に成長なさったのね、と納得した。

話しは一日前に遡りますが、前日の演目は太鼓&三味線。
太鼓は地面を伝ってくる地響きで文字通りお尻がビリビリする感じだった。
三味線はエレキギターのような硬質な、これまたビリビリ系。
そして今日は、大人の男性身ひとつ。骨太だけど耳に柔らかい声の音で
会場が包まれた。

テノールピアノ小

前半はイタリア歌曲・カンツォーネ集。トスティ、カンパネッラ、フォルヴォ、
マリオ、トスティ、ドニゼッティ(オペラ・アリア)。ほぼ全てが恋のうた。
歩土青年もイタリア留学中にカターニアの空の下を恋人と歩いたのであろうか
と想像しながらたのしく拝聴した。

二人の解説小

コンサート後半は(やはり清里在住の)福井マナさんのピアノ独奏で始まった。
パリに長く滞在したという彼女の選曲は、やっぱりフランス音楽の
ラヴェル「水の戯れ」、そしてドビュッシー「喜びの島」。
どちらも細かい軽やかなトリル連打が続くパッセージで、きらきら涼しげな音
が弾け、耳に心地よかった。

ピアノ独奏小

私たちには聴き慣れない「コレペティトール」というお仕事は、
歌い手への助言と伴奏をし、歌い手の譜読みや発声矯正、音楽への
理解を深める手助け、指導をするのだという。
歌い手にとってトレーナーのような欠かせない存在である。
小柄なマナさんも黒いドレスでたったひとりピアノの前に座り、譜メクリスト
もなしで演奏する姿が鮮烈でした。

ピアノ独奏のあとは再びテノール独唱。
清里の夏の夜空をイメージしながら歌うというドビュッシー「星の夜」が
印象に残った。
日本のうたも一曲、高野喜久雄作詞・高田三郎作曲「くちなし」。
これは歩土さんご自身のお父上様への思いも感じられた。

独唱小

最後はやっぱりカンツォーネでしめくくり。
アンコールは誰もがよく知る「帰れソレントへ」。碧い海、白壁の家々、
明るい陽光をイメージした。

最後の挨拶小


「テノール」の呼び名は「保つ」を意味するラテン語のtenereから
とられたそうで、「主旋律を保つ者」の意だそう。
歩土さん、これからも美しい主旋律を奏でて、熱いハートを届けて
ください。たくさんの方々に。(清夏)
15 : 36 : 15 | 感想文 | コメント(0) | page top
清里の森涼風祭 最終日のプログラム ピアノとマリンバのコンサート
2018 / 08 / 15 ( Wed )
今年の清里の森涼風祭も8月18日(土)・19日(日)を残すのみ。

今日のブログは、最終日を飾る”ピアノとマリンバユニット ViViD”
による華麗なる共演のプログラムをご紹介します。

出演/冨永愛子(ピアノ)、岩見玲奈(マリンバ・パーカッション)
14:00開演(13:30開場)/
料金:前売り券2,000円、当日券2,300円、高校生以下無料。


           第1部
1.  V.モンティ: チャルダーシュ 5
2.  S.プロコフィエフ: ロミオとジュリエット組曲 22
3.  S.ラフマニノフ: 前奏曲「鐘」Op.3-2 (ピアノソロ) 5
4.  S.ラフマニノフ: リラの花 Op.21-5 (ピアノソロ) 3
5.  S.ラフマニノフ: パガニーニの主題による狂詩曲より第18変奏 3

        ~~~ 休憩 ~~~         

           第2部
6.  F.リスト: 愛の夢 第3番 5
7.  C.サン=サーンス: 死の舞踏 8
8.  C.ドビュッシー: ベルガマスク組曲より 月の光 5
9.  西部哲哉: 五木の子守唄による幻想曲第2番 8
10.  G.ガーシュウィン: ラプソディ・イン・ブルー 22

8月19日冨永さんと岩見さん(小)

冨永さんと、岩見さんのご経歴を紹介します。

冨永愛子(ピアノ)
神奈川県出身。9歳でかながわ音楽コンクール最優秀賞を受賞し、ソリストとして
神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共演。
ピティナ・ピアノコンペティションG級銀賞(ジャック・ルヴィエ特別賞・
王子賞受賞)等、国内のコンクールで入賞を重ね、
東京音楽大学在学中の2008年第6回東京音楽コンクールピアノ部門で優勝。
卒業後に渡独。ドイツ国立エッセン・フォルクヴァンク芸術大学プロフェッショナル
パフォーマンスコース(マスター課程)を最優秀の成績で修了。
菊地麗子、東誠三、ヘンリ・シーグフリードソン、室内楽をY.クリムキエヴィチ、
E.シナイスキー各氏に師事。
ソリストとしてこれまでに、日本フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、
東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団といった
国内主要オーケストラと共演を重ねている。
2017年、日本アコースティックレコーズからソロ・デビューアルバム「リラの花」
をリリース(レコード芸術準特選盤)。

岩見玲奈(マリンバ・パーカッション)
兵庫県出身。これまでに松本真理子、前川典子、菅原淳、有賀誠門、岡田眞理子、
村瀬秀美、藤本隆文、久保昌一らに師事。
東京音楽大学卒業後、同大学院管打楽器研究領域を特別特待奨学生として修了。
2010年、11年度ロームミュージックファンデーション奨学生。
2009年ザルツブルク国際マリンバコンクール第1位をはじめ、
2008年第25回日本管打楽器コンクール第1位、
2007年ベルギー国際マリンバコンクールソロ部門第2位など、
多くのコンクールで優秀な成績をおさめる。
各地でのリサイタルのほか、関西フィルハーモニー管弦楽団、日本フィルハーモニー
交響楽団、ソフィアフィルハーモニー管弦楽団、航空自衛隊西部航空音楽隊等と共演。
土気シビックウインドオーケストラのCDにソリストとして参加するほか、
ソロアルバム「The WAVE」をCAFUAレコードよりリリースしている。

多くの皆さまにご来場いただき、爽やかな音楽と高原の去りゆく夏を
お楽しみいただきたいと思います。(清志郎)
12 : 17 : 24 | プログラム・内容 | コメント(0) | page top
清里の森 涼風祭 信濃国松川響岳太鼓と山中信人の津軽三味線
2018 / 08 / 15 ( Wed )
第10回清里の森 涼風祭の3日目(8月11日)は、信濃国松川響岳太鼓子供会
と山中信人の津軽三味線の競演でした。

第一部の信濃国松川響岳太鼓は「しなののくに まつかわ きょうがくだいこ」
と読みます。長野県 北安曇野郡 松川村は、信州安曇野に位置し、北西部
には雄大な北アルプス連峰がそびえる田園地帯にあります。

響岳太鼓子供会は今年、涼風祭に初参加。
昨年まで涼風祭に出演していただいた青木村義民太鼓「こまゆみ会」とは、
同じ長野県内においてライバルとして切磋琢磨している関係にある。
結成32年を迎えるグループの目標は、見る人、聞く人の心に響く太鼓を
楽しく打ち鳴らすこと。「血湧き肉躍る」気持ちの体現。

舞台下まで小

最初の曲は、「祝祭(しゅくさい)」。祝いの曲を楽しく元気に演奏。
奏者たちの両脚は、重心深くステージに張り付き、頭とバチを
振り下ろす両腕の高さは、ブレることなく一定の位置を保ち、力強く
安定した音を生み出していた。

大太鼓小

今月の日本太鼓ジュニアコンクール長野大会で、自由曲として演奏する
という、「月の下で」は、三日月、満月など、月が魅せる様々な表情を太鼓と
笛で表現した曲。笛の音色と重低音の大太鼓のみで始まるが、徐々に
他の太鼓が加わり、いつの間にか迫力満点の大合奏へと変化する。
雲の切れ間から見え隠れしていた三日月が、黄金色に輝く巨大な満月へと
変化する様が、目に見えてくるような演奏だった。

鬼の面小

響岳太鼓の代表曲「化心(けしん)」は、人の心の中にある喜び、悲しみ、
怒りといった様々な気持ちを般若の面で隠し、太鼓の音色と動きで表現。
般若の面をつけたステージ中央の3人は、面の下で、絶妙にタイミングを
確認しあい、表情豊かに躍動していた。ステージ影からは、演奏をサポート
する大きな掛け声が響き、太鼓を打つ皆の手に、更に力が加わった様だ。

背筋小


曲の始まりは、必ず、会場に響き渡るような大きな「礼」の掛け声。
若人の素直さと力強さを感じた。

最後の例小


休憩をはさんで第二部は、津軽三味線世界大会で、最上級A級三連覇
を達成した達人・山中信人が登場。会場を押し潰さんばかりに響き渡った太鼓
とは一転、静かで精細な弦の音色が響く。

山演奏小

1曲、2曲と流石の演奏を披露し、曲間に挟むトークの中で、13歳で三味線を
始めた頃、実は、太鼓も習っていたという話に及ぶ。当時の山中少年が、
太鼓を生業として選んでいたら、30年経った今日、三味線の達人ではなく、
太鼓の達人として活躍していたかもしれない。演奏技術はもちろんのこと、
人柄を滲ませたトークにも更に磨きが掛かっていた。

山説明小

三味線曲としては珍しい、カタカナ名の「イナズマゴロピカ」は、
童謡・七夕サラサラの音色から静かに始まるが、やがて空には黒雲が
立ち込め、雨が激しく地面を叩き、稲妻が走ったかと思うと、間近で雷鳴が
轟くといったタイトル通りの演奏だった。

山集中小

さくら、さくらで始まる童謡「さくら」や朝鮮で最も有名な民謡「アリラン」も
山中さんの編曲、演奏により、三味線曲へと変わっていった。

津軽三味線の演奏が、何故、即興になったのかを、津軽小原節、
津軽おいらん節などの実演を交え、面白おかしく解説したのち、津軽三味線
世界大会A級3連覇の優勝曲「津軽じょんがら節」を披露。
山中さんの思いや技術がふんだんに込められた特別の1曲だ。

山民謡小

間違えることのない百発百中の曲だが、何度弾いても、自身の演奏に満足
することはないという。
それが優勝曲だとしても何ら思いは変わらなかったと笑顔で語っていたが、
山中さん、渾身の迷いがない津軽じょんがら節は、それでも聴き手を十分に
満足させた。

自身の唄声と観客の手拍子、口拍子に包まれたアンコール最後の曲「東京音頭」
とともに、今年の山中信人の演奏が終了した。

ひたむきな若々しさと、円熟の技を堪能した2時間でした。(清也)
09 : 23 : 22 | 感想文 | コメント(0) | page top
涼風祭 8月18日(土)は 清里寄席~春風亭柳橋~ 大いに笑って暑さを吹き飛ばそう
2018 / 08 / 09 ( Thu )
柳派の大名跡!八代目 春風亭柳橋(しゅんぷうてい りゅうきょう)さんが
8月18日(土) 涼風祭に登場します。
題して、清里寄席~春風亭柳橋~ 大いに笑って暑さを吹き飛ばそう!

8月18日春風亭柳橋さん2(小小)

柳橋師匠をご紹介します。

本  名: 竹内秀男
生年月日: 昭和31年5月30日
出身地 : 茨木県古河市(現在も在住)
所  属: 公益社団法人落語芸術協会
役  職: 理事
【経 歴】
昭和50年3月:栃木県立栃木高等学校卒業
昭和55年3月:東京経済大学経営学部卒業
(卒業後2年間サラリーマン生活を経験する)
昭和57年5月:七代目春風亭柳橋に入門(前座名べん橋)
昭和61年9月:二つ目昇進・七代『柏枝』を襲名
平成 6年5月:真打昇進
平成20年9月:八代目春風亭柳橋襲名
平成23年4月~27年3月:東京経済大学コミュニケーショ学部客員教授
平成25年2月:栃木市ふるさと大使拝命
平成25年5月:いばらき大使拝命
平成25年11月:栃木県野木町観光大使拝命
平成27年10月:古河大使拝命

*主な寄席への出演
 新宿末広亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場、国立演芸場、お江戸日本橋亭、他
*全国各地の地域寄席・ホル落語会の出演
 都内、古河市、栃木市、野木町、韮崎市、名古屋市、春日井市、長野市、他
*全国の中学・高校での公演  『古典芸能鑑賞教室』等
*各種イベントの司会・講演   講演内容は「笑いの効能」「噺家の修業」等

8月18日春風亭柳橋さん(小小)

今回出演するにあたり、実行委員から柳橋さんにいくつか質問をさせて
いただきましたので、ご紹介いたします。(◆)質問と、師匠からの回答(◇)
◆師匠が落語に目覚め、意識し始めたのは、いつ頃・何歳位からですか?
◇小学校3年生頃、当時はテレビ・ラジオで寄席番組がたくさんありました。

◆大学「落研時代」の思い出は?
◇聞く側から話すがわになって、お客様の反応に感激したことを思い出します。

◆サラリーマン時代も、仕事で車運転中にひたすら落語を聞いておられたとか?
◇新人営業マンでしたので、車での移動距離も長く、落語を聞いていて、
インターチェンジを通り過ぎたことがありました。

◆当時、聞いて感銘を受けた噺家は?
◇古今亭志ん朝師匠、三遊亭円生師匠

◆先代・七代目柳橋に弟子入りしたきっかけ、経緯は?
◇落研発足以来30年、顧問をしていただいた縁です。

◆落語芸術協会所属の芸人は、何人ぐらいいますか?
◇前座ー35人、下座ー10人、二ツ目ー45人、真打ー100人、 色物ー70人、
講談ー15人で、合わせて275人です。

◆現在のお弟子さんの数は?
◇真打ー1人、 二ツ目ー1人、 前座ー2人の4人です。  

◆持ちネタの数は、おおよそ幾つぐらいですか?
◇80

◆お好きな噺三題と問われたら?
◇「妾馬(めかうま)」 「御神酒徳利(おみきどっくり)」 「代り目(かわりめ)」

◆東京経済大学の講義では、落語を有効に使われたのですか?
◇ハイ。初めて落語を聞く学生がほとんどですので、生の落語の迫力に驚いていました。

◆小中学校に呼ばれた場合は、どんな噺が喜ばれますか?
◇仕草の多い噺、 わかりやすい噺

◆寄席・ホール以外に、変わった場所で落語をやられた経験は?
◇お寺、マンションの一室、喫茶店、図書館のロビーなど

◆NHKラジオ「とんち教室」で人気を博した六代目柳橋の思い出・ご縁など?
◇六代目が亡くなってからの入門なので、客席から見ていただけですが、
お身内の方達とはお付き合いしています。
◆先般亡くなった歌丸師匠(落語芸術協会会長)について思い出を何か?
◇頑固で気難しい師匠でしたが、結構可愛がっていただきました。

◆古典落語に山梨県に因んだ噺がありますか?
◇「鰍沢(かじかざわ)」

◆高座の小道具、扇子・手拭いの役割、使い方を具体的に知りたいのですが?
◇扇子・・・箸・筆・刀・煙管(きせる)・お銚子など。手拭い・・・本・手紙・煙草入れ・財布・焼き芋など。

◆講演会・イベントの司会の仕事は、主にどんな場所でどんな形で?
◇頼まれればどこへでも行きます。 講演と落語で60~120分。 司会は着物でやることが多いです。

◆茨城・栃木県の各市町の大使を務めておられますが、どんなお仕事が多いのですか?
◇特別決まった仕事はありませんが、その時々でPRをする程度です。

◆本業以外の趣味・お楽しみ・余技について?
◇下手の横好きですが、ゴルフ・ギター・茶道(表千家)。

・・・・・・柳橋師匠どうも有難うございました。当日を楽しみにしております。(清座小僧)


20 : 55 : 52 | プログラム・内容 | コメント(0) | page top
清里の森 涼風祭第2日 N響メンバーによる室内楽
2018 / 08 / 08 ( Wed )
涼風祭2日目(8月5日)は、恒例のN響メンバーによる室内楽。
リーダーの金田幸男さんは、森の音楽堂で演奏を始めて31年になる。
今年は弦に加え、管のフルーティスト中野真理さんが加わり、
6人による音色で会場を魅了した。

オープニングはモーツアルト「フルート四重奏曲 第1番 K.285ニ長調」。
高原を渡る風が時折吹き込んでくる会場で、軽やかなフルートの旋律が
耳に心地よい。至福のコンサートタイムの始まりにふさわしい選曲だ。
フルート四重_小

弦楽四重奏版のエルガー「愛の挨拶」の後は、実力派演奏者たちの独奏タイム。

ヴィオラ奏者 高橋梓さんは地中海の色を想起させるエメラルドグリーンの
ドレスをまとい、舞うように弾く立ち姿が凛として美しかった。
フォーレ「シシリアーノ」をヴィオラでしっとり歌い上げた。
(金田さんの紹介によると6か月になるベビーがいらっしゃるとか!)
ヴィオラ独奏小

続くチェロ独奏は平野秀清さん。曲は同じくフォーレの「エレジー」。
物悲しい旋律からはじまり、濃密で熱情あふれるこの曲を、抑制的に奏でる演奏に
好感が持てた。平野さんの人柄だろうか。
チェロ独奏小

秀逸は中野真理さんのフルート独奏 ドップラー「ハンガリー田園幻想曲」。
冒頭部が馬子唄に似ていて篠笛のような感じ。郷愁が湧き上がってくる。
中野さんのお話しによれば、かの横溝正史がこれを聴いて「悪魔が来たりて
笛を吹く」を構想したのだとか。
フルート独奏小

特筆すべきはピアニストの梅村祐子さん。ピアノ伴奏は縁の下の力持ち的な
存在だけれど、各独奏者との息もピッタリで、コンサートの評価を一層高めた
ことは間違いない。

休憩をはさんで後半はドヴォルザーク2曲。
「弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調Op.96「アメリカ」より第1楽章」(金田さんの
ドヴォルザークは鉄道オタクだったという話に会場皆が感心しました。)
「ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.81より第2、第3楽章」
1st Vn ベテランの金田幸男さんを支える2nd Vn 船木陽子さんの存在が
際立っていました。
ピアノ五重奏小

アンコールは、フルートとピアノで「ユーモレスク」。
さらにブラームス「ハンガリー舞曲第1番」。

本日の演目は最初から最後まできらきら光るフルート大活躍でした。
アットホームなクラシックコンサートを来年も楽しみにしています。(清夏)
04 : 05 : 36 | 感想文 | コメント(0) | page top
涼風祭始まる 八ヶ岳南麓に届いた爽やかな女声コーラス 
2018 / 08 / 08 ( Wed )
第10回涼風祭は、8月4日『女声合唱団フォンテーヌ 夏のコンサート』
で幕を開けた。

午後2時前、急ぎ足で音楽堂に着いた頃には入場が始まっていた。会場は満席。
期待感の熱気(+この夏の異常気象)で会場はちょっと暑かった。

涼風祭の実行委員長で清里の森管理センターの吉澤所長の挨拶の後、
幕が上がり、フォンティーヌのメンバーがずらりと登場。
鮮やかなブルーとホワイトの衣装をまとい、とても艶やかでした。
フォン1小 - コピー

第1ステージは、「Birthday」(“鶴瓶の家族に乾杯”主題歌)で
楽しく始まり、岸田衿子さん、村野四郎さん、谷川俊太郎さんの作詞
による曲が続いた。日本の歌曲を聴いていつも感じるのは日本語の持つ
詩的な美しさ、面白さ。
詩人たちの編んだ言葉の数々が音の旋律にのって踊りだす。
聴いているうちに、すっかり汗はひいていた。

第2ステージは、女性3人のアンサンブル「カラーズ」によるアカペラ集。
衣装は深いワインレッドのロングドレスに銀のくつ。
フォン2小

愛らしいコロコロ転がる「グリーンピースのうた」から、ブラームスの
「ハンガリアン・ダンスNo.5」まで、レパートリーは幅広い。
それらを見事に女性3人で歌いきり、聴かせてくれました。

休憩をはさんで、第3ステージは再びフォンティーヌの方々が涼しげな
あわい水色のブラウスと白いボトムズで登場。
フォン3小

昔懐かしいポップスのメドレーで会場が湧きました。
山口百恵、キャンディーズ、ピンクレディー、、、あの頃は皆若かった!

フォン4小
第4ステージは、再び青いロングドレスに衣装を替え、谷川俊太郎さん作詞、
大竹くみさん作曲の、女声合唱とピアノのための「色の息遣い」。
指揮者西尾冨美代さんの朗読に始まり、ダイナミックなピアノ演奏と
美しい女声の調べにのり、再び詩人の紡ぐ言葉の世界に没頭した。

最後の曲は、福島県南相馬市立小高中学校の卒業生が作詞した「群青」。
遠く離れても「あの街でまた会おう」と誓う言葉に胸があつくなりました。
アンコールは「365日の紙飛行機」(“あさが来た”主題歌)、穏やかで清楚、
心に残る締めくくりでした。

コンサートが終わって外に出ると、ヤマユリがたくさん咲いていました。
清里では例年この時期が見頃です。
ヤマユリ小

以上、涼風祭初日のリポートでした。(清夏)
01 : 24 : 40 | 感想文 | コメント(0) | page top
清里の森 涼風祭:8月12日(日) 大澤歩土(テノール)コンサートのご案内
2018 / 08 / 04 ( Sat )
地元清里の出身で、現在も北杜市のお住まいのテノール歌手
大澤歩土さんが、8月12日(日)の涼風祭に登場します。

近年、シチリア島での海外研鑚を重ね、益々磨きがかかりました。
得意とするイタリアオペラ、そしてイタリア民謡・カンツォーネを
中心にお届けします。
ピアノ伴奏とソロ演奏は、清里の森在住の福井マナさんです。

若きテナーの本場仕込みの歌声に乞うご期待!

8月12日大澤さん(小)

●テノール 大澤歩土、ピアノ伴奏 福井マナ
○ トスティ作曲 セレナータ
○ カンパネッラ作曲 お前が大好き
○ ファルヴォ作曲 彼女に告げて
○ マリオ作曲 遥かなるサンタ・ルチア
○ トスティ作曲 可愛い口もと
○ トスティ作曲 口づけの代わりに
○ ドニゼッティ作曲 オペラ「愛の妙薬」から、人知れぬ涙

~~ 休憩 ~~

●ピアノ独奏 福井マナ
○ ラヴェル作曲 水の戯れ
○ ドビュッシー作曲 喜びの島

●テノール独唱 大澤歩土
○ ドビュッシー作曲 星の夜
○ グノー作曲 オペラ「ロミオとジュリエット」から、ああ太陽よ、昇れ!
○ 高野喜久雄 作詞/高田三郎 作曲 「ひとりの対話」から、くちなし
○ カルディロ作曲 カタリ・カタリ
○ オペラ「マルタ」から、夢のごとく
○ デクルティス作曲 忘れな草

暑い夏に、華やかで熱い歌声をお届けします!

大澤歩土さん・福井マナさんのコンサートのご案内でした。(清志郎)
18 : 56 : 55 | プログラム・内容 | コメント(0) | page top
清里の森 涼風祭:8月11日(土) 信濃国松川響岳太鼓と山中信人の津軽三味線
2018 / 08 / 04 ( Sat )
暑い日が続きますね。
いよいよ今日(8月4日)、第10回 清里の森 涼風祭が始まります。
皆さまのご来場を、心よりお待ちいたします。

さて、今日は1週間後 8月11日(土)の『信濃国松川響岳太鼓』と
『山中信人の津軽三味線』のプログラムのご紹介です。

まず、信濃国 松川響岳太鼓のご紹介から。
出演は、信濃国松川響岳太鼓子供会です。

8月11日響岳太鼓写真small

出演者からメッセージが届いているのでご紹介します。
『「信濃国松川響岳太鼓子供会」は1986年に信濃国松川響岳太鼓の
子どもチームとして当会の発足と同時に誕生しました。
太鼓を愛する仲間が集い、各地でのイベント、地元での行事など積極的に
参加しています。メンバーは、太鼓経験や打ち込みはまだまだ未熟ですが、
「血湧き肉踊る」気持ちを太鼓で表現し、汗をかき、大きな声を出して、
見る人、聞く人の心に響く太鼓を楽しく打ち鳴らすことを目標に、
一生懸命頑張っています。』
太鼓に向き合う真摯な姿勢が分かる、清々しいメッセージですね。

信濃国松川響岳太鼓子供会は、日本太鼓ジュニアコンクールの常連で、
第5回(2003年甲府市開催)では、見事優勝。
準優勝にも3回輝いているほか、数々の賞を受賞しています。

※日本太鼓ジュニアコンクール出場履歴
第2回特別賞:浅野文化研究所理事長賞(2000年 松任市)
第3回なし、2チーム出場(2001年 長野県岡谷市)
第4回3位(2002年 福島県郡山市)
第5回優勝(2003年 山梨県甲府市)
第8回特別賞:松本市長賞(2006年 長野県松本市)
第11回準優勝(2009年 静岡県浜松市)
第13回なし(2011年8月 愛知県名古屋市:震災により延期)
第15回準優勝(2013年 石川県金沢市)
第16回特別賞:福島放送賞(2014年 福島県郡山市)
第17回準優勝(2015年 長野県長野市)
第18回特別賞:おんせん県おおいた賞(2016年 大分県大分市)
第20回特別賞:テレビ金沢賞(2018年 石川県金沢市)

第6回特別出演(2004年 岐阜県羽鳥市)

その信濃国松川響岳太鼓子供会が、涼風祭で披露するプログラムは、・・・・・
●化心(けしん)
人の心の中にある喜び、悲しみ、怒り、様々な気持ちを般若の面で顔を隠し、
太鼓の音色と動きで表現した響岳太鼓の代表曲です。

●JAPAN(じゃぱん)
響岳太鼓が初めて海外公演を行った際に造られた曲。
北アルプスの山の峰々を表現した動きに注目して下さい。

●迅雷の響(じんらいのひびき)
雷、稲光、自然の荒々しさを表現した曲です。

●月の下で(つきのしたで)
月が魅せる満月、三日月など様々な表情を太鼓と笛で表現した曲です。

●炎(ほのお)
冬になると五穀豊穣、無病息災を祈って行われる行事、「さんくろう」「どんど焼き」
の炎を表現した曲です。

●祝祭(しゅくさい)
祝いの曲、楽しく元気よく演奏します。


続いて、同じ11日(土)の後半に登場するのは、津軽三味線の山中信人さんです。
山中さんは、昨年の涼風祭にも出演いただきましたが、改めてご紹介します。

<津軽三味線山田流師範 山中信人 プロフィール>
中学校卒業後15歳より単身青森県弘前市に渡り、
津軽三味線奏者「山田千里(やまだちさと)」の内弟子として民謡酒場に
住み込み4年間修業。山田流師範となる。約16年にわたり「南中ソーラン」等、
現代風にアレンジした民謡を演奏する伊藤多喜雄&タキオバンドのメンバー
として活動。
毎年青森県弘前市で開催される津軽三味線世界大会に出場し、
今年、最上級A級三連覇を達成し殿堂入りを果たす。
海外計26ヵ国で演奏活動を続け、今年世界を意識した活動を行った功績を
認められ「埼玉グローバル賞」を受賞。
現在はソロ奏者として演奏会、学校公演、講演会などで活動中。
洗足学園音楽大学非常勤講師。加須市観光大使、埼玉親善大使。

8月11日山中さん写真smal


8月11日山中さん写真2横small

その輝かしい経歴の山中信人さんが、8月11日の涼風祭で披露する演目は、
以下のとおりです。

<プログラム>
〇風林火山
戦の大切な心得を四字熟語に現した「風林火山」。時には疾く、時には静かに、
時には攻めて、時には動かず。
これらは音楽にも必要な要素であるという思いで作曲したオリジナル曲。

〇津軽じょんから節
津軽三味線世界大会A級三連覇の優勝曲。
奏者の思いや技術をふんだんに込めた、即興で奏でられる津軽民謡。
胴を叩き付ける激しい撥(ばち)さばきから小音のささやきまで。
様々な絃の響きをお楽しみください。

〇さくら
毎年春の到来と共に、万感の思いで観賞する「さくら」。
桜の様々な表情を表現してみました。人気のオリジナル曲。

〇イナヅマゴロピカ
夏の清里にピッタリの曲ですが、当日はこんなことのないように祈ります。


爽やかな森の中に、重厚な和の音楽が響くのが今から楽しみです。
今日のブログは、8月11日の信濃国松川響岳太鼓と山中信人の津軽三味線の
ご案内でした。(清志郎)

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