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≪プログラムのご案内≫ 8月15日 輝け!金管アンサンブル ”ピースフル・ブラス・ジャパン”
2020 / 08 / 13 ( Thu )
8月15日(土)は金管楽器のサウンドをお届けします。

新型コロナウィルス感染拡大の影響で、演奏活動が全く出来なくなった首都圏の若手音楽家が、満を持して清里に集結。大自然の下、澄んだ青空と爽やかな空気のなかでお届けする高貴でブリリアントな金管楽器のサウンドをお楽しみください。

<第一部>

・グリンカ      歌劇「ルスランとリュドミラ」より序曲
・ブラームス      一輪のバラが咲きて
・スコットランド民謡 スコットランドの釣鐘草  
・.エヴァルド     金管五重奏曲第1番 

----- 休憩  -----

<第二部>

・ルーサー・ヘンダーソン編曲     ビバップバッハ
・ルーサー・ヘンダーソン編曲     デキシーバッハ
・ビートルズ                     Michele 
・ビートルズ                     I wanna hold your hand 
・ファッツ・ウォーラー        Black & Blue
・ジェリー・ロール・モートン     グランパズ・スペルズ 
・ファッツ・ウォーラー                Ain't misbehavin(浮気はやめた)
・デューク・エリントン                Take The A train(A列車で行こう!)

都合によりプログラムが変更になる場合があります。

<出演者プロフィール>
トランペット 中澤 孝之(ナカザワ タカユキ) 

浜松市出身。信愛学園高等学校 音楽科(現 浜松学芸高校)卒業。東京藝術大学卒業。ニューヨーク市マネス音楽院プロフェッショナルスタディーズ科修了。ニューヨークの様々なフリーランスオーケストラやBinghamton philharmonic契約団員として活動。 New World Symphonyの契約団員オーディションに合格。1998年2002年コロラド州アスペン音楽祭に参加。今までに佛坂咲千生、杉木峯夫、関山幸弘、柴田豊一、マーク・グールド(メトロポリタン歌劇場首席)、レイモンド・メイス(アメリカンブラスクインテット、ジュリアード音楽院ブラスチェアマン)、ヴィンセント・ペンツァレッラ(ニューヨークフィルハーモニー)、ロバート・サリバン(ニューヨークフィルハーモニー、シンシナティフィルハーモニー首席)ヨナス・ハリタ(オスロフィルハーモニック)、ブリンニュア・フォットン・コルバルスル(オスロフィルハーモニック首席)、ハラルド・ナエス(京都市交響楽団首席)各氏に師事。現在、洗足学園大学トランペット講師。静岡県静岡市在住。

トランペット 海野 匡代(ウミノ マサヨ)
洗足学園音楽大学卒業。同大学卒業演奏会、第19回ヤマハ新人演奏会に出演。CD「7人のトランペット奏者によるソロ曲集 Vol.2」に参加。在学中から英国式ブラスバンドの研究を始め、研修の為3度の渡英。2005年ジャパン・レディース・ブラスのメンバーとしてイギリス公演参加。2010年オーストラリアン・ナショナル・チャンピオンシップにソリストとして参加。現在、日本各地のバンドで指揮、エキストラ奏者として活動している。トランペットを佛坂咲千生、コルネットをロジャー・ウェブスター各氏に師事。東京ブラスソサエティ団員、ヤマハインストラクター、日本ブラスバンド指導者協会理事、洗足学園音楽大学講師。

ホルン 伊勢 久視(イセ ヒサシ)
北海道釧路市出身。尚美学園短期大学音楽学科卒業、東京コンセルヴァトアール尚美音楽社会研究コース卒業、東京藝術大学音楽学部別科修了、ウィスコンシン州立大学マディソン校音楽学部特別生にて学ぶ。ホルンを、南浩之、大野良雄、澤敦、守山光三、ダグラス・ヒルの各氏に師事。室内楽を松本煕、佐野日出男の両氏に師事。93、95~98、00、01年のアジアユースオーケストラオーディションに合格し、マイロン・ブルーム、ダグラス・ヒル、マーティン・ハックルマン、トーマス・ベーコンの指導を受け、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、各国コンサートツアーに首席で参加。現在、フリーランス奏者としてオーケストラ、室内楽、録音、指導、作曲・編曲の活動をしている。タッドウインドシンフォニー、ザ・ステラナイツグランドオーケストラ、アンサンブルヴェルヴ(主催)、シエル東京室内楽団、T-Horn Style、各ホルン奏者。94年宝塚ベガ音楽コンクール室内楽部門入選。

トロンボーン 山本 靖之(ヤマモト ヤスユキ)
島根県出雲市出身。尚美学園短期大学卒業。東京芸術大学別科修了。尚美学園短期大学卒業演奏会出演。日墺文化連盟主催フィレッシュコンサート2002出演オーディション合格、出演。コンセールヴィヴァン主催第12回新人オーディション合格。2015年3月にソロリサイタルを開催し、好評を博す。トロンボーンを井上順平、故 岡本繁邦、萩谷克己、喜多原和人、栗田雅勝、古賀慎治、各氏に師事。室内楽を喜多原和人氏に師事。現在、オーケストラトリプティーク首席奏者。東邦音楽大学附属高等学校、附属第二高等学校非常勤講師、山梨トロンボーン倶楽部テクニカルアドバイザーを務め、後進の指導にあたる他、東京ウインドシンフォニカ、東京トロンボーンアーティスツ、エレガントトロンボーントリオ各メンバー、K-Sliding主宰としても活躍している。

テューバ 宮西 純(ミヤニシ ジュン)
東京音楽大学を特待生として首席で卒業。同大新人演奏会、ヤマハ新人演奏会、日演連推薦新人演奏会に出演する。 文化庁海外研修生としてフランス国立ヴェルサイユ音楽院最高課程を最優秀で修了。第30回日本管打楽器コンクール第1位、特別賞受賞。 アメリカで行われたITEC国際ソロコンペティションにおいて、アジア人として初優勝。
PMF、アフィニス音楽祭等にも参加する。台湾響を経て現在、神奈川県央管弦楽団テューバ奏者。これまでに、N響、パリ管、ミュンヘンフィル等にも客演する。またソリストとして、新日本フィル、千葉響、仙台フィル等と共演する。さらに、アジア、アメリカでもリサイタルやマスタークラスを開催する。昨年度はバンドジャーナルの誌上レッスンを担当。ソロCD「Evidence」をリリースする。



■日時
8月15日(土) 14時開演 13時30分開場
■場所
清里の森音楽堂 山梨県北杜市高根町清里3545-1
■料金
前売券2,000円、当日券2,300円
※新型コロナウイルス感染防止のため、座席数の半分以下、入場定員は約100席です。
※当日空席がある場合のみ、当日券を販売いたします。
※高校生以下の入場料は、全イベント無料です。
※新型コロナウイルス感染状況により、公演日の直前に中止となる場合がございます。
■主催
清里の森音楽堂実行委員会、(株)清里の森管理公社  
■お問合せ
(株)清里の森管理公社 TEL:0551-48-3151まで
08 : 55 : 32 | プログラム・内容 | コメント(0) | page top
山口裕之とN響の仲間たち: ご来場の皆さまからのメッセージを紹介します
2020 / 08 / 13 ( Thu )

8月9日(日)は山口裕之とN今日の仲間たちの弦楽四重奏コンサートでした。
満員札止めの盛況でした。ご来場の皆さま、ネット配信をご覧になった皆様にお礼申し上げます。

今回も多くの方から、演奏などについてメッセージをお寄せいただきました。

今回は、特にプログラム構成(選曲)についていろいろなご意見をいただきました。
プログラムは、以下の3曲でした。
1.ベートーヴェン作曲 弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3
2.バルトーク作曲 弦楽四重奏曲第3番 Sz.85
3.ベートーヴェン作曲 弦楽四重奏曲第15番 Op.132

まずは、全体的に良かったという感想から。
『今年4月よりN響定期演奏会が中止になり残念でしたので、楽しみに聴きにきました。さすが技術に裏打ちされた確かな演奏で、とても良かったです。バルトークは初めて聴く曲でしたが引き込まれました。ベートーヴェン15番第3楽章は涙が出るほど美しく素晴らしかった。清里に来て下さって、ありがとうございました。』
『久し振りの弦楽四重奏、とても良かったです。本格的なクラシックでした。奏者の指使いが客席からよく見えて素晴らしかったです。』
『選曲がかなり高度でしたが、なかなか聴く機会がない曲で良かったです。又、来年も来て下さい。』
『マニアックな演目でしたが、充実した音楽鑑賞タイムとなりました。大ベートーヴェン先生にも感謝、大バルトーク先生にも感謝。』
『三十数年前に弦楽四重奏の演奏会に初めて足を運び、それ以来オーケストラと違う魅力を感じています。東京での演奏会とは違った間近でそして風を感じながら最高でした。ありがとうございました。アンコール曲も、最高でした。』

ベートーヴェン弦楽四重奏曲第15番は多くの方に好評でした。
『最後のベートーヴェン15番は今のコロナ禍を忘れさせてくれる演奏でした。』
『バルトークの曲、たいへん良かった。ベートーヴェン15番の第3楽章感動しました。』
『ベートーヴェン9番は4つの楽器それぞれの持ち味を楽しめた。バルトーク3番は難解で余り心に響いてこなかった。ベートーヴェン15番が3つの中で一番肌合いが良かった。アンコール曲の一つ一つに懐かしさがにじみました。』


バルトーク、イチ押しの方:
『ベートーヴェンもいいけど、バルトーク面白かった!』
『一人ひとりの音がとても美しく、素晴らしかった。いろいろな技法(バルトーク)をみせていただき、興味深く、楽しかった。』
『感動しました。2曲目(バルトーク)はちょっと不思議なサスペンス的な感じ。とてもとてもとても美しかったです。』
『バルトークの曲ははじめて聴く曲でしたが、各楽器の特色が強調されていて繰り返される調べが心地よく、体にしみこむ感じでした。もう一度聴けばもっとチェロが楽しめるかも。アンコールメドレーが高齢者の多い清里にふさわしかった。』
『生で聴けて嬉しく思いました。バルトーク最高でした。あっという間に演奏が終わったという感じでした。』
『毛嫌いしていたバルトーク、初めて面白く楽しみました。アンコールのお洒落な編曲素敵です。』


一方で、こんな感想も。
『選曲が楽しくなかった。』
『3曲目を除き、選曲が堅い感じがする。』
『ベートーヴェンは良かったが、バルトークはきつかった。ヴィヴァルディなどの軽い曲が良い。』
『後半のベートーヴェンは感動しました。演奏は上手いと思いますが、もう少し室内楽でもポピュラーなもの、例えばブラームスの弦楽五重奏曲のように。ヴァイオリン独奏も間に入れては如何。』
『N響のカムバックは歓迎するが、全体に固すぎ。もう少しポピュラーなものを入れてほしい。』


ご覧のとおり、バルトークの曲は好き嫌いが分かれました。
面白かったのは、こういう結果を予見した方がいらっしゃったこと『もっとポピュラーな曲をやってほしいという意見があるだろうけど、こういうのをもっと聴きたい。』

曲の解説などトークの有無についても正反対のコメントがありました。
『音楽は久しぶりに生が聴けて良かったが、何も語らないスタートや中盤、寂しいな。こんな時代だから人の声が欲しい。』
『これほど高質で本格的な弦楽四重奏の演奏会が、清里涼風祭で実現できたことを喜びたい。人語を排したそのストイックなステージもコロナ時代の新たな形式であるに違いない。』

皆さま、多くの率直なご意見をありがとうございました。
涼風祭が全体としてバランスが程良く、より多くの方にご満足いただけるよう工夫を続けたいと思います。

(清太郎でした)

08 : 47 : 19 | 感想文 | コメント(0) | page top
津軽三味線&和太鼓「力音 りきおん」演奏会:ご来場の皆さまからのメッセージを紹介します。
2020 / 08 / 13 ( Thu )
8月8日(土)は津軽三味線&和太鼓「力音 りきおん」の演奏会でした。こちらもほぼ満員の盛況ぶり。

ご来場の皆さまから頂いた感想やメッセージを、いくつかご紹介したいと思います。

『3人の火花の散るような気迫に圧倒されました。おかげで元気が出ました。益々の御活躍を!』
『素晴らしいの一言。演奏者と観客の一体感を味わってとても満足。来年も是非、津軽三味線&和太鼓をやって下さい。』
『魂をゆさぶる力演でした。男ならではの芸でした。』
『息もピッタリ。熱が伝わる素晴らし演奏でした。』
『「力音 りきおん」3名の息が合った演奏で、今の暑さを吹き飛ばす元気を頂きました。』
『生演奏の迫力に感動しました。トークも楽しかったです。』


楽器の特徴もありますが、パワー溢れる演奏に感動したという声がいちばん多かったように思います。

洗練された技術の素晴らしさにも多くの声を頂きました。
『山中信人先生の演奏はいつもチャレンジ精神旺盛で驚いています。特に今回は若い方とのコラボ最高です。コロナウィルスに負けず頑張って下さい。若い方を育てて下さい』
『トークも面白くて、3人の息がピッタリ、曲のアレンジも素晴らしいと思いました。東京から来た甲斐がありました。周りで、スゴイ!! さすがだ!! の声を耳にしました。とにかく楽しいです』。
『歯切れ、バチさばき、見事です。チームワークも抜群、素晴らしい。』
『軽快なリズム、迫力共に楽しく拝見。山中さんの三味線さばきは素晴らしい!惚れ惚れします。太鼓、かっこいい~~。感動しました。』
『山中さんの演奏はいつも素晴らしいです。しかし、今日は洗練された演奏だった。特に和太鼓は今まで聴いたものと違い、さすがプロの演奏でした。とても素晴らしく思いました。今後の活躍を期待してます。有名になり世界で活躍されても清里の森で演奏して下さることを願っています。』
『演奏もさることながら、立ち居振る舞いもきれいで和を感じました。』


曲の中では、イナズマピカゴロが一番人気のようです。
『ソロも良かったが、イナズマピカゴロは力のぶつかり合いで、素晴らしかった。』
『太鼓の上に三味線も、真摯でエネルギッシュな演奏すばらしいです。日本の楽器の魅力をこれからも若い人たちにも広く深く伝えて下さいますように。「イナズマゴロピカ」3人の魂のこもった演奏、心にしみました。』

今年の特殊な事情ですが、コロナ禍の閉塞感を吹き飛ばせたといった感想もありました。
『コロナ感染防止のため席は半分に、入場者も半分になっているのに、和太鼓の大きな音と響き。観客の手拍子が会場内で一体にこだまして心地よい。コロナのため3月以来ひとりで家の中にこもり、マスクをしての静かな日々から解放され、場内の皆さんと手拍子をしながら楽しみました。大太鼓演奏の迫力があってビックリ。腕の筋肉が見事。』
『とてもパワフルな演奏で、コロナストレスが吹き飛びました。楽しかったです。是非また北杜市で演奏して下さい。ご兄弟の今後の活躍を期待しています。イナズマゴロピカ盛り上がりますね。』
『素晴らしい演奏をありがとうございました。コロナのすさんだ気持ちに沁みわたりました。』
『コロナが下火になり、来年は沢山で聴きたいです!』


心のこもったメッセージを多数お寄せいただきました。
ありがとうございました。
(清太郎でした)

05 : 47 : 21 | 感想文 | コメント(0) | page top
≪鑑賞日記≫ 山口裕之とN響の仲間たち
2020 / 08 / 13 ( Thu )
8月9日、百合の香りのする森の中をいそいそと音楽堂へ。今日も市松模様の満席だ。

涼風祭第4日は正統派クラシック。NHK交響楽団 通称N響のコンサートマスターを長きにわたり務めた山口氐率いる現役N響弦楽奏者達の登場だ。
N響といえば、日本のクラシック界最高レベルの有名なオーケストラ。国内外の名だたる指揮者やソリスト達とも共演し、その演奏は電波に乗って世界中に配信されている。
だからマチネへお出かけするのに、ちょっとだけお洒落をしました。

幕開けのブザーが鳴り、黒服の四人が椅子に着席。
向かって左から1stヴァイオリン 山口裕之さん、2ndヴァイオリン 宇根京子さん、チェロ 山内俊輔さん、ヴィオラ 飛澤浩人さん。

41着席

静かで仄暗い旋律が流れ出した。
第一曲目はベートーヴェン作曲 「弦楽四重奏曲第9番」ハ長調Op.59-3
ラズモフスキー伯爵の依頼によって作曲された3番目の曲なので、ラズモフスキー第3番とも呼ばれている。
(配られたチラシに曲目解説が。和声とか、ソナタ形式とかに自分は疎いので… 曲の詳しい構成についてはご勘弁を。)
私の印象に残ったのは、酒場のベースみたいでカッコ良かった第2楽章のチェロのピチカート。そして力強い4楽章。ヴィオラ→2ndヴァイオリン→チェロ→1stヴァイオリンへ と旋律が受け渡され高揚感が高まっていくところ。(カエルの歌が聴こえてくるよ →カエルの歌…の輪唱のように。) 同じドイツの作曲家メンデルスゾーンの弦楽八重奏曲の中でもずらりと並んだ弦楽器が旋律を次々受け渡す重奏の調べが出てくるのだが、若きメンデルスゾーンもベートーヴェン先生の影響を色濃く受けたに違いない。

ベートーヴェンといえば、音楽室の壁にかかっていた髪ボーボー睨みつけるような肖像画を思い浮かべますね。1770年にドイツ ボンで生まれ1827年ウィーンで没したルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンは、古典派音楽の集大成かつロマン派音楽の先駆者。「楽聖」と呼ばれています。飲んだくれの父親にモーツァルトのような音楽家になれと尻を叩かれて育った彼は、恋をしては恋に破れ、そして耳が聴こえなくなり、さらに甥の親権を得るが甥ともギクシャク…と人生うまくいかないことだらけ。だけど不遇の人生に屈しないで「月光」や「運命」など数々の名曲を後世に遺しました。しなやかなバネのような強さレジリエンスを持った人物だったのだと思います。

43Beethoven.jpg

休憩はさんで第二曲目は、バルトーク作曲「弦楽四重奏曲 第3番」Sz.85
バルトーク・ベーラ・ヴィクトル・ヤーノシュは、1881年ハンガリーで生まれ、第二次世界大戦が終わった1945年ニューヨークで亡くなった作曲家、ピアニストで、民俗音楽研究家でもありました。本人は「若い頃の私にとって、美の理想はベートーヴェンだった」と回想していますが、やがて東欧各地の農民音楽を採集し、過去の音楽に目を向けて新しい音楽を生み出そうと独自のスタイルを確立していきました。

44Bartók

不思議な空気感で曲が始まった。宇宙船がどこか見知らぬ場所に不時着したみたいな感じ。ポルタメント(音から音へ滑らかに徐々に音程を変えながら移る演奏技法)の ふに〜という音がユニーク。弓を弦の上でパンパンッと連打した後、ふに〜。パンパン、ふに〜。気だるい雰囲気が漂います。どこか居心地の悪い不協和音は、未来への不安でいっぱいなコロナ時代の心のよう。

45フニー

速いテンポのコーダ(終結部分)は、第一ヴァイオリンの旋律が際立ち、打楽器的なリズムに土の香りを感じました。バルトークの魅力、私達日本人には伝わりにくいかもしれませんが、新しい音楽世界を発見できたら面白いですね。

バルトークの後、再び休憩。最前列の席にいた小さな女の子の姿はいつの間にか無く、
あー演目が難解だもんね…と思ったのでした。
出演者の自己紹介しないのかなぁという期待虚しく?最後の一曲が始まりました。でも、これぞ正統派室内楽。硬めのステージもまた愉し。

今回はメンバー紹介が無かった代わりに、以下私が勝手に想像してみました…
一見生真面目、実はオモシロギャグを連発するお方。ストイックな雰囲気の謎の美女。N響は仮の姿で夜はバーテンダー。不愛想な愛妻家。(順不同)

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…繰り返しますが これ“全部私の妄想”です。Mozart in the Jungleの見過ぎね♪ どうかご容赦を。


第三曲目は、再びベートーヴェン作曲「弦楽四重奏曲 第15番」イ短調 Op.132
(はじめに聴いた)弦楽四重奏曲第9番の19年後に作られた。指折り数えてみたら亡くなる2年前の五十代半ばだ。重い病気のために途中で中断され、快復してから挿入されたという「病より癒えたる者の神への聖なる感謝の歌」第3楽章が、とりわけ滋味深く美しい。
ヴァイオリンが奏でる長く均整のとれたボウイングの繰り返しが、祈りのようにも思えました。

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46VC.jpg

第5楽章は、厳しい中にも光が見え、明日への希望が湧いてくるような力強い結びで締め括られた。途中「エリーゼのために」似の旋律があるように聴こえ、やっぱりベートーヴェンだわ〜と思った私。
緻密で高度なテクニックを要する大曲を顔色ひとつ変えずクールに、しかし情熱的に弾ききった四人の奏者の皆さんへ惜しみない拍手がおくられました。

熱い拍手に応えてのアンコールは、日本のうたメドレー。

47メドレー

夕焼け小焼けの赤とんぼ…アリさんとアリさんがこっつんこ…月夜だ皆出てこいこいこい…ズイズイずっころばし…小さい秋みつけた…もしもし亀よ亀さんよ…赤や黄色の色とりどりに…どんどんヒャララどんヒャララ…そーっと覗いて見てごらん…富士は日本一の山…夕焼け小焼けで日が暮れて… 童心にかえり、静かに暮れていく風景で幕が閉じました。

48FIn.jpg

今年はベートーヴェン生誕250年。だから、Allベートーヴェン プログラムがあちこちで華やかに開催される2020年の筈だった。よもや、未知の感染症によって世界中の音楽家達が演奏する機会を失うとは。その不意に襲った災難は、病いに苦しんだベートーヴェンの苦境と重なる気がします。
山口さんが「ここで演奏出来たことで、ベートーヴェン先生に恩返しができる」とおっしゃいました。私達も待ち望んでいた室内楽を堪能できました。ありがとうございました。

39ヤマユリ
音楽堂のヤマユリ

(清里のエリーゼおばさん)
03 : 51 : 54 | 感想文 | コメント(0) | page top
≪鑑賞日記≫ 津軽三味線&和太鼓 「力音 りきおん」 演奏会
2020 / 08 / 13 ( Thu )

8月8日、今日は和の音を楽しみに、いざ木陰の中を音楽堂へ。
今回も感染症予防対策をしっかりとって、客席へ。
(山中信人さん曰く綺麗に市松模様にお客さんが並んでる、満席状態でした。)

舞台上には右に三味線の譜面台、左に中ぐらいの黒光りする太鼓と小太鼓にドラ、中央にはどーんと巨大な大太鼓が鎮座。
と、そこに現れた袴姿の三人の武者。

…どん、…どん、と大太鼓が鳴りだすと、ゾワゾワ〜 身体の血が熱くなる。お馴染み、武蔵・小次郎の巌流島の対決をイメージした「武蔵」で幕開けだ。

31むさしJPG

続いての一曲「新世界」は、篠笛がしっとりとした音を奏でる。
汗をぬぐいながらの篠笛奏者は、三人の中でいちばん若い塚本隼也さん。鮮やかな青地に水しぶき模様の着物の柄がフレッシュだ。
赤と黒の布地に金糸の情熱的な衣装、キリリとしたお侍は鷹(TAKA) さん。

34篠笛太鼓

そして黒紋付の渋いお侍は、津軽三味線を操る世界一の奏者 山中信人さん。

33山中名人

若手二人も、数々の太鼓打ち比べコンテストで賞を幾つもとっている実力者。聴けば二人は兄弟だとか。

続いての演目は津軽三味線合奏曲。緊張した面持ちの若者二人が三味線のお師匠さんを挟む格好で、三人並んでのお三味線。

35三味線三棹

息の揃った調べが続いた後、二人は師匠を残して舞台のソデへ…。
山中師匠、顔色変えず、楽譜も見ず(当たり前か。) 背筋をピシッと伸ばして三味線を操る姿は鬼気迫る感じ。凄いなあ…ひたすら感服でした。
そんな厳しい?山中師匠も、マイク前での語りがコミカル。津軽三味線とは、青森に伝わる民謡の伴奏なのだと「津軽三下り」を例に唄いながら解説してくれました。

“アー奥山で 小鳥千羽の 鳴く声聞けば アー親を呼ぶ鳥 鳩ばかり”
出だしの「はァ〜」がどれだけ長く美しく唄えるかがミソらしい。
東京音頭が、津軽民謡みたいになると、いつまでたっても「はァ〜〜〜〜」唄も踊りも始まらないんだって。客席は笑いに包まれました。

一部の最後は「ソーラン節」。カネを叩きながら飛び跳ねるジュンヤくんと一緒にお客さんが手揉み手拍子。

37手拍子

力強く素早い太鼓のバチ捌き。金ピカお皿状のシンバルの如き鳴り物の巧みな扱い。
若手二人はなかなかのパフォーマー。会場に漂っていた緊張感はどこぞへか雲散霧消していました。


休憩を挟んで第二部。
二台の太鼓に並んで立った両肌(もろはだ)脱ぎの若者の、筋骨隆々な姿に目が奪われたのは、おばさんだけじゃない筈。パワフルな太鼓のバチ捌きに、兄弟の健康美が躍動していました。
演目は螺旋を意味する「スパイラル」。縄文時代から在ったという太鼓は、欅の木と牛の皮から出来ている。生き物の命をいただいて作られてきた太鼓には、様々な時代の人々の思いが詰まっている、時間が循環し流れていく様を表した、と解説してくれたのはお兄さんの鷹さんでした。

38スパイラル

太鼓に続いては、粋な着流し姿の山中さんが銀色に光る三味線を持って登場。
「さくら」は、懐かしい「さくらさくら」のメロディーから始まりました。蕾が開き始め、満開になり、やがてハラハラと散っていく様。コロナで花見どころではなかったこの春でしたが、三味線マジックが見事な桜を私達に観せてくれました。

38さくらa

さくらの余韻に浸った後は、一人ずつの独奏。
まずは隼也さんの担ぎ太鼓。
鮮やかなブルーの太鼓(重そう!)を太いベルトで身体に斜めがけした状態で、華やかに舞うように打つ。圧巻は、左手に持った撥を太鼓の右面、左面、交互に素早く打つテクニック。右手の撥も勿論動き続けていて、あまりの速さに、私には空中の左手の軌跡がX(バッテン)のように見えました。

37ジュンヤ

続いての独奏は、鷹さんの大太鼓。
大太鼓にこれから始めるよ、いいかい?と語りかけるように、まずはゆっくりと素手、
拳で打つ、掌で打つ。それからおもむろに撥を手に、二打。それからはバチバチ、ドンドン、ズンズン。炸裂したエネルギーが、床を伝わって私の足元までやってくるのを感じました。
奏者は、客席に背を向け大太鼓に対峙、まるで熱い祈りを捧げているようにも見えたのでした。

38大太鼓

独奏トリは、山中信人さんの「津軽じょんがら節」。
弦を撥ではじくだけじゃなく、撥の先で下からすくい上げたり、左手の指で弦をはじいたり。弦を抑える左手を滑らせ、棹の上方に動いたり下方に動いたり。左手の指をわずかに上下に動かすビブラートも秀逸。津軽三味線の超絶技巧と多彩な表現力に魅了されました。

38じょんがら

最終演目は「イナズマゴロピカ」
三味線の奏でる七夕さまのメロディーから始まり… 徐々に変調、テンポアップ。
来たぞ来たぞ〜
ゴロゴロ ピカピカ はっ(止まる) ゴロゴロ ピカピカ はっ(止まる)
ゴロゴロ ピカピカ 小太鼓トコトコトコトコ 大太鼓ズン!
と…まぁ凄い驟雨となりました!服はずぶ濡れ、気分は最高!

39かみなり

三回叩いて一回休みの、お約束の手拍子に応えてアンコールは「花笠音頭」。
あー楽しかった!みんな笑顔笑顔の御開きとなりました。

39はながさ

38花笠音頭

三人のお侍方、久々のステージで筋肉痛にはなりませんでしたか?
自然がいっぱい、鹿もいっぱいの清里に、また演奏にいらしてくださいね。

(清の涼こでした)
00 : 15 : 35 | 感想文 | コメント(0) | page top
≪鑑賞日記≫ 落語 『立川晴の輔』 独宴会 8月2日
2020 / 08 / 12 ( Wed )

梅雨が明けて夏本番、森の音楽堂に一風変わった出囃子が・・・
ト~トトトッ・ト~トトトッ・トトトトッ・トトトトッ・トト~トトッ!!!

歌詞を付けるとこんな感じに。
ハ~レルヤッ・ハ~レルヤッ・ハレルヤッ・ハレルヤッ・ハレ~ルゥヤッ!!!

ハレルヤに乗ってイケメン落語家が颯爽と舞台に現れた。
ハ~レルヤッ、ハ~レルヤッ、ハレルヤ、ハレルヤ、ハレ~ノスケッ!!!。

そうでした、今日の涼風祭は落語家『立川晴の輔』の独宴会。
大師匠はあの立川談志、師匠はガッテン・ガッテンの立川志の輔。

2013年に真打昇進。寄席には上がれないハンディを負いながら、『笑点 特大号』若手大喜利コーナーほかでブレイク中。2019年9月には笑点大喜利にも出演。笑点大喜利レギュラーに向け視界は絶好調~~!

地元山梨でもYBSラジオ毎週日曜日朝7:30の『週刊なるほどニッポン』で人気急上昇。熱心なファン(約1名)わざわざ音楽堂まで駆けつけてくれました。

そんな晴の輔師匠、涼風祭初登場は立ちトークから。
なんと今日の独宴会は、毎週日曜日のニッポン放送のサンディ・ハッピー・マップ生放送とバッティング。迷った末にレギュラー番組蹴って涼風祭へ!だって人前で落語出来るの半年振りだから、てね。
晴の輔師匠、清里くんだりまでよくぞお越しくださった。

21落語立ちトーク 

立ちトークは強烈な時事ネタも炸裂。アベノマスクvsタイガーマスク!
アビガンときたら、写ルンです!アベノマスクにマスクメロン!
メロンより甘いトウモロコシ!

地元ネタも負けてない。山梨県の真ん中、ヘソはどこかって。甲府市~甲州市~甲斐市~山梨市~中央市~北杜市~昭和町。山梨の中心はなんたって昭和町。山梨には、令和でも平成でもなく、やっぱり昭和の匂いプンプンだって。ガッテン・ガッテン!

って、とっとと、いなくなったかと思ったら・・・、羽織羽織って座布団へ。

21羽織登場 

まずは、大店の後家さんの噺から。うしろ姿は美人だが、前に回ると猿そっくり。『猿後家』って有難くないあだ名までいただいて、「サル」とつく言葉は本人の前では当然タブー。

出入りの植木屋が、うっかり「百日紅(サルスベリ)のいいのが・・・」と口をスベらせると、御上さん、「キーッ」とキセルで額をかち割った。そんな怖い猿後家さん。

22ビックリ晴の輔 

ある日、言葉巧みな源さんが、物入りのこともあって、猿後家さんのご機嫌とりにやってきた。
まずは猿後家さんを京美人に持ち上げて、更に更にスッピンなんだが化粧が綺麗と褒めまくるってぇと、猿後家さんは大喜び。

親戚一同の東京見物がいたく物入りだったと源さんが言い出せば、猿後家さんもでどうしたと頷き返す。源さん興に乗りすぎて、
・・・・・浅草寺を参拝後仲見世を通りまして、雷門を抜けるとなぜか凄い人だかり。掻き分け掻き分け見てみると、昔懐かし『猿回し』が・・・。エッ、アッ~~、と思ったが後の祭り!!!

23ビックリ晴の輔 

哀れ源さん、永久パージか?と思いきや、気を取り直してリターンマッチ!
怒りの収まらない御上さんに、源さんとぼけ顔で、さっきはサ・ゥァ・マ・ワ・シ、
サ・ラ・マ・ワ・シ(皿回し)と申したんで。

御上さんあれよあれよと上機嫌になって「源さん頭が良いんだねぇ」。
気を許した源さん「いえ、ほんの猿知恵で」 アッ!

25猿後家締め 


いやいや源さん、あと一歩だったのにまたまた失敗!
油断は大敵、猿も木から落ちる、ってことなんですね。



ツトツト・トントン・テケテケ・テンテン・・・

休憩挟んで次の噺は、稼業を息子に譲り老後はのんびりセカンドライフってんで、御隠居さんが清里の別荘、じゃなくて根岸の閑静な隠居所に越してきたとこから始まった。風流三昧にチャレンジした『茶の湯』って噺だ。
仕事一筋モーレツ人生、茶道のさの字も知らないが、見栄っ張りで人には訊けない。

御隠居と小僧の定吉は、青きな粉と椋の皮で淹れた得体のしれない茶を飲んで『茶の湯』を楽しむ。舌が痺れて涙が出るほどの美味なお茶!
破天荒で独創的な茶の湯の展開に、目から火花で、頭はクラクラ。


27変顔1 27変顔3 27変顔2 

落語はたいがい聴くもんだが、『茶の湯』は観て楽しむもんだった!

29落語・おひらき 

それにしても、『茶の湯』は志の輔師匠の十八番ってのが面白い。
志の輔師匠を抜き去るのも時間の問題だあ~~。ガッテン!

(清太郎改め清の輔でした!)



21 : 40 : 38 | 感想文 | コメント(0) | page top
≪鑑賞日記≫ マリンバ デュオ コンサート
2020 / 08 / 07 ( Fri )
今年もゴーストライターMさんによる涼風祭鑑賞日記を連載します。

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2020年清里の夏、第12回涼風祭が遅い梅雨明けと同時に幕開けしました。
8月1日、初日を飾るのは、大森たつしさんと神原瑶子さんのデュオCheer’sによるマリンバコンサート。

11マリンバ出だし

音楽堂の前で、検温と手の消毒を済ませマスク姿で入場すると、座席は一席おきだが、ほぼ満席に近い盛況ぶり。

12マリンバ座席


この日のために知恵を絞りコロナ対策に心を配ってくださった実行委員さん達、応援してくださる方々に感謝。地元で長く活躍している人気者大森たつしさんによる涼風祭盛り上げパワーも功を奏していること間違いなし。
みんな音楽をリアルに聴くチャンスを渇望していたんだなぁ…と思う。
(来場が難しい方には、ライブ配信もしています。ご案内はこちらから)

さて
涼風祭実行委員長で、清里の森管理センターの関岡所長の涼風祭開幕のご挨拶の後、
13マリンバ所長挨拶

待望のステージに躍り出るように現れた二人は、色鮮やかな衣装、満面の笑み。
コロナで中断してきた演奏を半年ぶりに再開したというが、音大同級生以来20ん年ペアを組んできた二人は流石ドンと肝が座って頼もしい感じ。

14マリンバポンチョ

「ポンチョ」のツービートと鈴の音に、期待感が一気にムクムクと湧いてきました。
耳に馴染みあるモーツァルト・メドレーの後は、エルガー作曲 エニグマ変奏曲より「ニムロッド」。

14マリンバ一台演奏

エニグマとはギリシャ語で謎を意味するとか。一つ一つの変奏曲には、友人達の名前が付いていて旋律に人格描写が窺える。とすると、私の聴いたマリンババージョンのニムロッド氏は、品格高く思慮深い人物に違いない。一台のマリンバに二人並んで連打する穏やかな旋律は、心の奥底まで響きました。
久石譲作曲 菊次郎の夏より「summer 」では、清流を泳ぐ魚をイメージ。
鍵盤打楽器は、音を滑らかに繋ぐにはマレット(バチ)を細かく連打しなければならない。漣(さざなみ)のように繰り返し寄せてくる音色が耳に涼しく感じました。
第一部最後はロッゲンガンプ「アフリカンブルース」。アフリカの広大なサバンナの夜明けの如く、徐々に湧いてくる力強いリズム。二人共右足に鈴を巻きつけ、腕と足全部使ってビートを刻みながらの演奏。鈴の音に、ジジジ…と高原の蝉の声が重なって聴こえました。

15マリンバアフリカ


休憩挟んで第二部。前半の(ご本人達曰く破天荒な?)衣装から趣を一転、二人とも大人の雰囲気を纏い再登場。
ファジル・サイ編曲のモーツァルト トルコ行進曲は、宮廷音楽家もびっくりなjazzyな一曲、とってもお洒落でした。

次は、エンニオ・モリコーネの、ニューシネマパラダイス メドレー。先月、天に召されたイタリアの作曲家モリコーネを偲んでの選曲。私の大好きな映画のシーンが脳裏に浮かんでは消え、自ずと涙目になりました。泣きそうになっていたら、次、超絶ハイスピードのリムスキーコルサコフ「クマンバチの飛行」で、シャッキリ! 頭の小さいマレットが目にも止まらぬ速さで鍵盤の上をブンブンと飛行していました。

16マリンバくま蜂

その後は(著作権の都合でネットでは聴くことができませんが)エリック・ウィテカー「 sleep」。これは合唱のための曲。深い眠りに誘われるようなsleep、sleep、という歌詞で終わるそうです。まどろむような穏やかな気持ちになりました。
締めくくりは、モンティ「チャルダッシュ」。ハンガリー語で酒場という意味に由来するチャルダッシュは、19世紀ヨーロッパ中で大流行。哀愁を帯びたメロディで始まり、怒涛のテンポに突入していくこの曲、ヴァイオリンでよく演奏されますが、マリンババージョンは、聴いて愉しく観ても愉しい!四本の色鮮やかなマレットを操りながら軽やかにステップも踏む、ダンサーのような演奏姿にも魅了されました。

17マリンバチャルダ

アンコールは、「アメイジング・グレイス」。私たちの心を優しく優しく包んでくれました。
大森たつしさん、神原瑶子さん、素敵な時間をありがとうございました。

元気チャージできました。
清の里子
15 : 23 : 12 | 感想文 | コメント(0) | page top
≪プログラムのご案内≫ 8月9日 山口裕之とN響の仲間たち
2020 / 08 / 07 ( Fri )
8月9日(日)は弦楽の調べをお届けします。

元NHK交響楽団コンサートマスター山口裕之さんと現役N響メンバーによる弦楽四重奏。互いの音楽を知り尽くした盟友たちの奏でるハーモニーは音楽の極みといえるでしょう。
今年生誕250周年を迎えたベートーヴェンの弦楽四重奏をお楽しみください。


ベートーヴェン作曲 弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3

<休憩>

バルトーク作曲 弦楽四重奏曲第3番 Sz.85

<休憩>

ベートーヴェン作曲 弦楽四重奏曲第15番 Op.132


演奏者のプロフィールをご紹介します。

山口裕之ストリングカルテット
1984~2013年まで29年間N響第1コンサートマスターの重責を務めた山口裕之とN響現役メンバーによる弦楽四重奏団。都内をはじめ全国各地でアウトリーチ活動を展開。青少年を対象にクラシック音楽の魅力、聞きどころなどの普及活動に力を入れている。

ヴァイオリン 山口裕之(ヤマグチヒロユキ)
ヴァイオリンを鷲見三郎氏に師事。1967年中学2年生で第21回全日本学生音楽コンクール東京大会中学生の部第2位を受賞。1969年桐朋女子高等学校音楽科(共学)に入学。高校1年生で第23回全日本学生音楽コンクール全国大会第1位を受賞。1972年桐朋学園大学音楽学部に進み、1975年第44回日本音楽コンクール1位なしの2位に入賞、大学在学中に東京フィルハーモニー交響楽団に研究員として入団。1976年同大学音楽学部を卒業し、東京フィルのコンサートマスターに就任。 1979年同楽団を退団しNHK交響楽団に入団。1984年6月NHK交響楽団のコンサートマスターに就任し、以降長きにわたりN響の第1コンサートマスターを務め、2013年11月付で同団を定年退団、以後は後進の指導に専念している。1988年から2010年まで21年間携わった東京藝術大学非常勤講師をはじめ、桐朋学園大学非常勤講師(1984年~)、尚美学園大学客員教授(2006年~)、東京音楽大学客員教授(2011年~)、洗足学園音楽大学アンサンブルアカデミー客員教授(2012年~)などを務め、現在、東京音楽大学教授。

ヴァイオリン 宇根京子(ウネ キョウコ)
桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学卒業。NTTドコモより奨学金を授与される。同大学研究科を修了後、スイス政府給費留学生として国立チューリヒ・ヴィンタートゥーア音楽大学ソリストディプロマコースに入学。宮崎国際音楽祭、小澤征爾音楽塾、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ等に参加。2002年パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール第6位。中村静香、小林健次、ジョルジュ・パウクの各氏に師事。2006年4月NHK交響楽団入団。

ヴィオラ 飛澤浩人 (トビサワ ヒロト)
桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て同大学音楽学部卒業。卒業後、ヴィオラ奏者の店村眞積氏の薦めによりヴィオラに転向。1990年第101回神奈川県立音楽堂推薦演奏会で第3回新人賞受賞。同年よりサイトウ・キネン・オーケストラのメンバーとして公演に参加。92年フランスの第4回モーリス・ヴュー国際ヴィオラコンクール第2位(1位なし)。95年文化庁在外芸術家研修員としてパリに留学。97年パリ・エコール・ノルマル音楽院でコンサート・ディプロムを満場一致で取得。フランス国立ペイ・ドゥ・ラ・ ロワール管弦楽団にヴィオラ第2ソリストとして入団。帰国後、2006年にNHK交響楽団入団。これまでにヴィオラを店村眞積、ジェラール・コセの両氏に師事。

チェロ 山内俊輔(ヤマウチ シュンスケ)
1969年長野市生まれ。 10歳よりチェロを故徳永兼一郎氏に師事。桐朋学園大学在学中、室内楽を徳永二男、山口裕之、毛利伯郎、練木繁夫の各氏に師事。また、ダニエル・シャフラン、ミシェル・シュトラウス、ワルター・ノータス各氏のマスタークラスを受講。1994年NHK交響楽団に入団。1999年文化庁在外研修員として渡独、ミュンヘン音楽大学教授ワルター・ノータス氏に師事。またイゴール・オイストラフ氏の室内楽マスタークラスを受講。現在、オーケストラ以外にも、N響元コンサートマスター山口裕之氏らとカルテットリゾナンツァ、又同じくピアノクインテット スペランツァ等室内楽奏者としても活動している。現在N響次席奏者。


皆さま、至福のひと時をお過ごしください。

(清太郎がご案内しました)




11 : 33 : 46 | プログラム・内容 | コメント(0) | page top
≪プログラムご案内≫8月8日 津軽三味線&和太鼓演奏会「力音りきおん」
2020 / 08 / 07 ( Fri )
夏本番、皆さまいかがお過ごしですか。
第12回涼風祭の第3弾は、清里をさらに”熱く”します!

国内をはじめ、海外でも人気の高い津軽三味線と和太鼓の共演です。
時に力強く、時に優しく心地よい低音を会場中に響かせる魅力溢れるコラボです。

三味線・太鼓-小


当日のプログラムと出演者プロフィールをご紹介します。

+ + + + + プログラム(予定) + + + + +

第一部
・武蔵
・新世界
・津軽三味線合奏曲
・津軽三下り
・りんご追分
・ソーラン節

第二部
・スパイラル
・さくら
・担ぎ太鼓 独奏
・大太鼓 独奏
・津軽じょんから節 独奏
・イナズマゴロピカ

+ + + + + プロフィール + + + + +

山中信人 (津軽三味線)
15歳より津軽三味線奏者「山田千里(ちさと)」の内弟子として修業。津軽三味線世界大会ではA級個人戦3連覇を達成し殿堂入り。また津軽民謡の伝統的な唄付けの技術を競い合う「唄付け伴奏部門」で3回の優勝を獲得。海外計38の国と地域で演奏。約16年にわたり「南中ソーラン」など現代風にアレンジした民謡を演奏する伊藤多喜雄&タキオバンドのメンバーとして活動。平成29年度埼玉グローバル賞を受賞。平成30年度北本市文化奨励賞を受賞。津軽三味線山田千里流師範。洗足音大非常勤講師。加須市観光大使。埼玉親善大使。

鷹-TAKA- (和太鼓)
和太鼓奏者・書道家。7歳より和太鼓、12歳で書道を始める。大学卒業後本格的にソロ奏者として活動を開始。2009年より和太鼓教室打楽を開講し、指導を開始。2013年和太鼓 暁を結成。2015年岡谷太鼓まつり世界和太鼓打ち比べコンテスト世界一・文部科学大臣賞受賞。2017年同コンテストの組太鼓で同賞を受賞する。2019年O・TA・I・KO響 大太鼓「明神」一本打ちコンテスト最優秀賞・福井県知事賞受賞。同年、大太鼓一本打ち全国大会最優秀賞受賞。津軽三味線を山中信人氏に師事し活動している。

塚本隼也 (和太鼓)
5歳より和太鼓を始める。2012年紅白歌合戦関ジャニ∞と共演。2013年より和太鼓暁に入団。2014年富士山大太鼓打ち比べコンテスト個人の部 優秀賞受賞。2016年より1年間 和太鼓奏者TAKERU氏に師事。2017年岡谷世界和太鼓打ち比べコンテスト団体の部 最優秀賞受賞。2018年外務省主催 中南米ツアーに参加。津軽三味線を山中信人氏、篠笛を山田路子氏に師事。

+++++

耳で聴き、からだ全体で感じる音楽。
八ヶ岳に熱い音が響き渡りますね。

(清太郎がご案内しました)

10 : 39 : 02 | プログラム・内容 | コメント(0) | page top
立川晴の輔独演会:ご来場の皆さまからのメッセージを紹介します。
2020 / 08 / 04 ( Tue )
8月1日に開幕した第12回涼風祭。
翌8月2日(日)は立川晴の輔(たてかわはれのすけ)の落語独宴会でした。
多くの方にご来場頂き、応援メッセージもたくさん頂戴しました。いくつかご紹介したいと思います。

『山梨について色々調べて、落語(トーク)の中に盛り込んでいて、楽しませてくれました。お客を笑わせようと、熱心なところが素晴らしい!』
『立川談志の落語をきいて育った世代の私が、孫弟子の落語をきけるとは幸せです。たちトークという形、初めて知りました。チャレンジ精神を忘れず、頑張って下さい。』


冒頭の「立ちトーク」の時事ネタ、山梨ネタ、清里ネタ、で客席の凝りがすっかりほぐれました。

『めちゃめちゃ面白かったです。』
『テンポがすごく良いので、引き込まれてしまいました。』
『古典大好きです。立川流、がんばってほしいと思いました。』
『落語は聴くもののみにあらず。観るものなりという感じの第二席でした。もっと良く見える眼鏡を持ってくれば良かったです。』


第一席は「猿後家」、休憩を挟んだ第二席は「茶の湯」でした。話芸に加えて動きや表情も大いに楽しむことが出来ました。

『チャンネル765 YBSラジオで日曜日7:30AM聴いてます。晴の輔さんの実際の落語に出会えました。初めての演目でした。古典落語を分かり易くですね。』
『TVKの「キンシオ」でいつも拝見していましたが、直接高座を聴くのは初めてでした。TVでも歴史ネタを披露されていますが、さすが山梨についてよくご存じで、楽しませていただきました。』


最近は、電波に乗ってテレビ・ラジオに出演する機会も増えていらっしゃるようです。

『立川流は今回が初めてです。晴の輔師匠は笑点で観た記憶があります。久々に大声で笑えました。師匠のフェースタオルをクラウドファンディングで申し込みました。届くのが楽しみです。』

クラウドファンディングのご利用、ありがとうございました。
返礼品いろいろあります。ご関心がございましたら、こちら キャンプファイアからお入りください。

(清史郎でした)
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